BOOKS
ここであげた図書は、ゼミで読み発表し議論した図書です。鈴木ゼミでは、春学期(春休みを含む)に以下のような課題本を読んで、リーダーシップや経営、デザイン思考などについてのインプットを行いながら、その内容の発表や議論を行いました。また、ゼミ生はいろいろな実践PJTを進めていく中で、課題図書を読み直し、理解を深め、それらを現実のプロジェクトに応用することで「知っている」から「使える」知識として身につけていきます。
私たちゼミ生にとって課題図書の輪読は、ゼミ活動の基盤の一つとして重要なものです。ここでは春学期に私たちが読んできた課題図書を簡単に紹介したいと思います。

「イノベーションは誰でも起こすことが出来る」本書を読めば、あなたもそう思うはずです。デザイン思考を学ぶためのバイブルとなる本。 奥出 直人著 早川書房

デザイン思考を使っていかに地域の課題を解決するかについて、7つのステップに分かれて紹介してある、町づくりの教科書です。 筧 裕介著 英治出版

何かを成し遂げる為に必ず必要となる練習。実践力を身につけけ、効果的かつ成功を収めるために、どの様に考えて、どの様に練習すべきかを42のステップをもとに成功するための練習が紹介されている本。 ダグ・レモフ、エリカ・ウールウェイ、ケイティ・イェッツイ著 日本経済新聞出版社

興味深いエピソードと実例が満載で、生産性を高めるスクラムの手法を学ぶことができる本。この新しいプロジェクト管理法を用いてゼミ活動を行い、さらなる視野の獲得、そしてこれからの組織運営に役立てたいと思う。 ジェフ・サザーランド著 早川書房

「どん底からの工場再生」を紹介した1冊。 「5Sでも、究めればイノベーションになる」という表題の通り、製造現場も営業の現場も人材も、当たり前のことを徹底的に究めれば、変える力になることの実例が挙げられている。 藤井 裕幸著 ダイヤモンド社

人間の能力は固定的で変わらないものと考えているか、努力次第で伸びると信じているか、という心の持ち方(マインドセット)の違いで、モチベーションや成績に大きな違いが生じる、といことを様々な例を用いて説明している本です。 キャロル・S・ドゥエック著 草思社

観光先進国イタリアがいかにしてアグリツーリズモ(グリーンツーリズム)を通して地域創生に成功できたのか、日本が学べる沢山のエッセンスが詰まった本。 宗田 好史著 学芸出版社

常識を超えたイノベーションを生む、事業計画書では語られない、「デザイン的思考」を使った地方創生への具体的な道筋とヒントが詰まった一冊 岩佐 十良著 KADOKAWA/メディアファクトリー

多角的な視点で組織・社会の可能性を探り、様々な立場の人がともに新たなストーリーを紡ぐことを通じて根本的な変化を引き起こす「変容型シナリオ・プランニング」。本気で世の中を変えたい人のための一冊です。 アダム・カヘン著 英治出版