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2014年卒業 山上博史さん

 

<先輩紹介>

 APU卒業後、A証券会社に入社され、資産家や法人の資産運用に携わっていらっしゃいます。

 

――ゼミで学んだことは何ですか?

 

 「最高の準備をすること」です。その必要条件として「計画を立てること」や「主体性」を持つことの重要さを学びました。仕事というのは時間的制限があるため、その中で自分ができる最高のパフォーマンスを出す必要があります。そのためには、前もって計画を立てることが必要です。ここで重要なのは、一歩先を見据えた計画を練ることです。例えば、こういう説明をすれば、どういう質問が来るかを予測し、その対策を前もって考えるといったように、先を見据えることが重要なのです。さらに、計画を練るだけではなく、主体性を持つことも必要です。やらされるのではいい結果には結びつきません。自分に与えられたことに対して誇りを持った上で、主体的にやることで、やり終えた後の充実感や、人として成長を感じることができるとゼミ活動を通して学びました。

 

――ゼミで学んだことを現在どのように生かしていますか?

 

 直接的には、ゼミ活動の1つが現在の職業を選ぶきっかけとなりました。BBMA(Boys Be More Ambitious)という、企業のトップや経営者の方とお話しするというプロジェクトがあったのですが、そのような方々は普通の人とは考え方が異なっていて面白く、聞いていて刺激を受けました。そこで実際に社会に出てからのキャリアとして、経営者や企業のトップの方と直接ビジネス上で関わることができる仕事に就きたいと思うようになりました。

 間接的なこととしては、ゼミ活動の中で一貫して「プロフェッショナル」であることを求められ続けたことが、その当時は学んだという実感が得られませんでしたが、社会人となった今になってその経験が生きてきているなと思います。お客様に接する際に、わからない、知らないがあってはいけませんよね。そのようなことがないように、プロフェッショナルとしての自覚を持って日々勉強しています。

 

――最後にゼミ生、在校生にアドバイスをお願いします。

 

 ゼミの活動を通して、主体性を持つことの重要性を理解してほしいと思います。学生のうちからプロフェッショナルとしての自覚を持つというのは、難しいことかもしれませんが、与えられたものに対して最高の結果を出せるように努力することで、少しずつ練習していけばいいのではと思います。                                   

 

<実際にインタビューした私の感想>

 ゼミ活動を一貫して、ゼミ生に求められることはプロフェッショナルとしての自覚を持って行動することですが、ゼミに入った当初は学生なのに?という思いを持ったこともあります。今も手探りではありますが、山上さんのお話しを伺って、その重要性とそれを学生のうちから練習できる環境下にあるということに改めて気付かされました。

 

 

 貴重なお話をしていただいた山上さんに感謝申し上げます。ありがとうございました。

文責:田中花奈

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