
Kunisaki Project in 2016
国東 Project in 2016
2016年度は「新国東プロジェクト」と題して、昨年度の子供ヤングPJTを継続すると共に、春に共感観察を行い問題を定義しました。今後は設定した問題に対する解決策を考えプロトタイプを行っています。
新国東プロジェクト活動報告
「国東プロジェクト」そのものは2013年から始まりましたが、本格的には2014年度春に徹底したフィールドワークを行い、地域的課題を確認 することから始まりました。本年度(2016年)も、春学期に「共感・観察」と「問題定義」のステップを行うことで地域的課題の調査を行いました。また「共感観察」の段階では、実際にフィールドスタディを通してインタビューを実施しました。そこで収集した情報や気づきを基に「問題定義」を行いました。
子供ヤングPJT活動報告
前年度から本格的に始めた高校でのPJTは、今年度も国東高校の学生たちと、国東活性化のためにできることは何かを考えながら進めてきました。それと同時に、国東高校の生徒たちの主体性やリーダーシップを促し、自分たちが住む国東が抱える問題に目を向けてもらおうとしてきました。具体的には、高校生からの問題定義と解決策提案、そして具体的な解決行動に踏み出してもらうことを目的としました。
前年度に参加していた学生たちは、各クラスの委員長が学年集会をどうまとめていくかという設定でしたが、本年度は「地域活性隊」という活動組織を作り、各クラス2名ずつ任意で選出していただいた。
まず春学期は、デザイン思考を使って、自分たちで国東高校の課題を整理し解決策を出してもらった。具体的には「教室が汚い」という観察から、「掃除に対する意識が低い」という問題定義を行い、美化コンクール時に消しゴムのカスを机の上から払わない、机を縦横綺麗に並べることを呼びかけることなどを実施しました。
秋学期にはより主体的に地域の問題に取り組む予定です。