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Kunisaki Project in 2014
情報発信プロジェクト in 2014
本プロジェクトでは国東のことを外部の方々にもっと知ってもらい、国東の活性化に役立つ活動をしたいと考えました。まず春学期にフィールドスタディを行い、問題点の整理とアイデア創造を行いました。主なアイデアとしてはホームページを作り、国東の人同士の交流・国東の人と外部の人の交流を図ってもらおうというものです。それを踏まえて、秋学期には以下のような活動を行いました。
秋学期の活動
9月
今までのフィールドスタディによって浮き彫りになった国東の抱える問題の1つ「観光資源の魅力が外部に伝わっていない」ということに対してどのようにアプローチしていくかの具体的な行動計画を立て始めました。そこでHPを作り、それを拠点として国東を知ってもらおうと考えました。そのために旅行サイトで何を求めるかのアンケートを行って、それを元に外国人旅行者に人気のあるHPを分析する予定でした。
しかし、9月中にアンケートは実施したのですが、回答が不足し、かつ計画自体が変わってしまったことで、アンケートはあまり意味がなくなってしまいました。また、長期的に物事を考えるという認識に欠いていたため、本格的に動かしていくための具体的な実行案を立てずにスタートしましたが、途中に行き詰まってしまいました。このような経緯から、想定外の事に対していかに対処するか、何かをし続けるためには事前にどのような工夫をすることが重要か、を考えていかないといけないと感じました。
10月
10月からは再度、計画や分析をベースに、HPコンテンツのプロトタイプを作成し始めました。0から作るのは時間がかかってしまうため、HP作成サイトを使い、メンバーで担当部分を分けてHP作成を行いました。外国の方に見てもらうために日本語ページだけでなく、英語ページも作成しました。ここで情報を収集するために考えたのが「諜報員」システムです。諜報員とは国東の情報をリアルタイムでHPに反映してくれる人たちです。諜報員はもちろん国東の人から募集します。
10月は実際にHPのプロトタイプを作成する予定だったのですが、HPを作るための知識がなかったこと、HPの構想が甘かったことが原因でなかなか思うように進むことが出来ませんでした。また、諜報員システムを稼働させるためには一度ワークショップを開いたほうが良いのではという案がでました。というのは、パソコン・携帯を持っていないという方が国東にいらっしゃったため、情報を伝えてもらうにはパソコン・携帯の知識は必要で、いかにそういった知識を集めていくかを企画しました。
11月
11月は諜報員候補の方に集まっていただき、ゼミの趣旨、情報発信としてのPJT概要を伝えるワークショップを行いました。この目的は情報発信する側の「~したい/出来る」を聞き出すためです。KJ法で問題整理を行ったところ、様々な課題が現れました。
11月に、ホームページ作成そのものに問題がでました。その問題というのは、システムの関係で、編集は1人しか出来ないということでした。つまり2人以上が同時に別々にログインして編集を行うと、どちらかのデータがなくなってしまいました。まだプロトタイプの段階だったので大きな問題にはなりませんでしたが、これから重要なデータを更新するときにデータが消失するような事態になっては大きな問題です。
2014年度情報発信PJTまとめ
11月以降も活動を続け、HPのプロトタイプ作りで試行錯誤を続けました。外国人旅行客に対してどうアプローチしていくか、国東市民にどう情報を発信していくかなど、いろいろな工夫を行いましたが、最終的に英語版の品質をどう高め維持するかというところがネックになって、リリースすることなく活動は終了しました。
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