
KEN SUZUKI SEMINAR
For Flourishing, Resilience and Growth-mind

2012年5月26日 鶴見岳
目的地まで
バスに揺られること約30分鶴見岳近くのロープウェイの前まで来た。いよいよ始まった登山プロジェクトに皆しっかりと準備をして臨んでいるようだった。参加者は鈴木ゼミの他には佐藤先生、そして佐藤ゼミから一名とモニカが参加した。準備運動をした後、各自ペアに分かれ、互いを自己紹介しながら登り、頂上で自分のペアのことを皆に紹介するという自己紹介ゲームを行いながら登っていった。
登山開始
初めての登山という人もおり、最初のほうは皆ウキウキ、わくわくしながら進んでいった。山は思ったより険しく、あまり舗装されていない道を進まなければならなかった。熟練経験者である鈴木先生曰く「このぐらいはまだイージーコースだよ」とのことで、この先のゼミ登山の険しさを開始30分で皆知ることになった。
相変わらず険しい山道を進みながら、途中にあった水がわき出る場所で少し休憩した。この時点でメンバーの川村君は「早く帰りたい」とよく漏らしていた。全体的な雰 囲気としてはペア同士で楽しく話をしており、まだよくわかっていないお互いのことに対して理解を深めながら進んでいた。
道中
道なき道を進みながらふと今まで来た道を見下ろすと、一面素晴らしい別府の風景をのぞむことができた。そうして皆今まで来た道の苦労を忘れてもっと良い景色が見られる頂上へ向かって登っていく。
頂上
途中で道行く人に「頂上に行くと今ならブルーインパルスが見られる よ」とのことで、メンバー全員、頂上へ行く楽しみを一層駆り立てられる出来事があった。
頂上に着くと思いのほか寒かった。しかし、皆ブルーインパルスのパフォーマンスに感動していた。ブルーインパルスがこのあたりを飛ぶことはとても珍しく、ゼミメンバーの仲もこのような偶然の出来事のおかげでより一層深まったようだった。そのあと、頂上で昼飯を食べ、お互いのペアのことを紹介しあう自己紹介ゲームを始めた。そこでメンバーの意外な過去がわかったりしてとても楽しかった。
下山
頂上でお菓子を少し食べたあと、ロープウェイ乗り場にあるトイレに皆立ち寄り、そこで少し休憩を入れた後、下山した。このころになると皆の表情は晴れやかで登ってとても楽しかったという声をよく聞いた。きついきついといっていた前半が嘘のようにみんな次の由布岳登山のほうに話が移っていた。
感想
天気は生憎くもりであまり別府方面の景色がきれいに見えなかったが、初めての登山プロジェクトに皆とても充実した表情で大きなけがもなく、(佐藤先生は足を最後のほうで引きずっていたが・・・)無事下山することができた。
次の由布岳登山では皆どのような表情を見せながら登山することになるのか?ゼミで鍛えた精神力を皆遺憾なく発揮できたらと思う。