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講演者経歴

鈴木 勘一郎 教授

 1978年に早稲田大学政治経済学部経済学科を卒業後、株式会社野村総合研究所(以下野村総研)に入社。アナリストとして企業調査を手がける。その後1989年に出国で野村證券株式会社投資調査部外株調査課長、1991年野村総研パリ駐在員事務所長、1994年野村総研政策研究 センター主任研究員、1995年米国スタンフォード大学フーバー研究所客員研究員、1997年野村総研経営コンサルティング部上級コンサルタ ント。その後2001年株式会社ジーエヌアイの設立メンバーとして参画。2002年専務兼CFO、2006年東京証券取引所マザーズ市場に株式上場。

学生講演者

草野 啓太

 APUに入学後、ハビタットAPUや劇団絆、APハウスRAなど幅広く活躍。一年間の高麗大学(韓国)留学中には、異国の地で会社やNPOを設立し留学中に起こった東日本大震災の際には、自ら2つの団体を設立し、300名以上の仲間と共に約180万円の支援金を日本赤十字社を通して寄付する。帰国後は就職活動をし、競争倍率1400倍の難関を突破し第一志望の人材コンサルティング会社:アチーブメント株式会社への内定を決めている。現在は、自らを「できるバカ」と称し、APUへの貢献をテーマに様々な活動を行っている。

岡本 裕志

 立命館アジア太平洋大学3回生。1990年東京都生まれ。中学時代を不登校、ヒキコモリとして過ごす。その後、通信制高校をへて社会復帰。19歳の夏、友人のジャーナリストに連れられ、生まれて初めてアフリカ大陸を訪れる。2011年、アメリカの途上国開発NGOに参加するも、自らの伝えるという信念に従い脱退。ウガンダ、ルワンダ、コンゴ民主共和国などの東中部アフリカ地域、日本国内を拠点に、紛争や資源、貧困や自殺問題などを取材。

津田 祐真

 APU入学当時、海外経験ゼロ、英語初級からスタートしたが2年間でTOEICを500点伸ばし、その後は一カ所に留まることなくドイツ・オーストリア2カ国での交換留学、洪水直後のタイでの企業インターンシップなど常に「逆境への挑戦」を続けてきた。卒業後、東芝のビジネスマンとして世界の社会インフラの成長に挑戦する手前、社会インフラに多くの課題を抱えるアフリカのNGOでのボランティアを控えている。今もこれからも挑戦を続ける。

米倉 大地郎

 APU入学から3年生までは、海外で働くことができる人材になるという目標に向かって、英語の勉強、そして、異文化交流の活動に注力。大学生3年生までは、北米・オセアニア・欧州からの交換留学生達と絡み続け、毎日英語を話す環境を作っていた。大学2年次の夏休み2ヶ月間、TOEFLの死ぬほど勉強して、点数を400点から543点まで、伸ばす。結果、念願のオーストリアの交換留学へ。留学中は、自己主張が強い学生とプレゼン、ディスカッション、毎日が戦いであった。一方で、遊びについては、スペイン人に負けないぐらい飲んだり、飲んだりすることで、日本人のイメージが変わったと友達に言われた。留学後は、就活を行い、内定を楽天、スズキ、ベンチャー企業から内定をいただく。結果、楽天で働くことを決意。現在は、BBMAを通じての学生の元気づけ、中小企業の現状の調査、山元塾で経営を学んだりと、自身の志を実現するために奮起。

講演の要約

 学生講演者からは、大学生時代の経験、さらにその経験を通じて、「どのように志を形成したのか」、「それを実現するために、現在どのようなコトをしているのか」、「就職活動のアドバイス」などを講演していただいた。鈴木先生からは、「志を明確にすることが重要なのか」「どのように志を明確にするのか」「どのように志を実現すれば良いのか」などについて講演していただいた。

会全体の参加者の意識の高ぶり

​ アンケートによると、学生時代に何をすべきか悩んでいる学生、自分のやりたいコトを明確にした学生、就職活動で何をするべきか悩んでいる学生など、様々な悩みを持つ学生が参加をしていた。鈴木先生と学生達による講演を通じて、新しい”気づき”や“学び”を与えることで、参加者の悩みを解決する方法を見出すきっかけを提供出来きた。結界、講演後には参加者が明日から何をすべきか明確になることで、彼らからエネルギーを感じ、高いモチベーションを持っているように思えた。

懇親会

​ 鈴木先生、学生講演者、参加者が出席することで、イベントに対する様々な意見を聞くでき、企画側としては次のイベントの改善点を得ることができる貴重な時間であった。参加者側としては、懇親会ならではの内容を聞くことができることで、新しい学びを得たり、モチベーションを高めるきっかけとなり、非常に有意義な時間であった。

筆者の感想

​ 第1回目のイベントであり、事前準備、当日の運営、懇親会など、全てが初めての経験だったので、忙しく大変だった。本番では、講演が伸びることで、スケジュール通りに進まなかったり、グループワークの段取りが良くなかったりと、多くの改善点を見つけることができた。しかし、イベントを終わってみると、高い達成感を感じると同時に、参加者の輝いている顔を見ることで、喜びも込み上げてきた。今回の反省点を踏まえ、第2回目はより良いものを作りたいと感じた。 

                                      執筆 米倉大地郎

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