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講演者経歴

株式会社コミュニカ代表取締役社長 山元 賢治 氏

 1983年神戸大学工学部を卒業し、日本IBM株式会社入社。1995年、日本オラクル株式会社へ移籍。その後イーエムシージャパン副社長を経て、2002年日本オラクル株式会社取締役専務執行役員、 2004年10月アップルジャパン株式会社代表取締役兼米国アップルコンピュータセールス担当バイスプレジデントに就任。2009年9月に同社を退社後、現在は株式会社コミュニカ代表取締役社長、株式会社ヴェロチタ取締役会長であると同時に、株式会社F.A.N顧問、グローバルブレイン株式会社顧問など複数社の顧問も務める。

第4回目の開催趣旨

 第1回目の鈴木先生と内定者有志による「志(こころざし)」に関する講演、第2回目の伊藤様による就職活動の現状やこれからの時代に求められる能力についての講演、第3回目の柴内様による「社会で活躍するために、学生時代×就活×人生でやるべきこと」に関する講演に続き、第4回目では、株式会社コミュニカ代表取締役の山元様から「元アップルジャパン代表取締役が語る、グローバルで活躍できるために今からすべきこと」をテーマにご講演をしていただきますご講演を通じて、世界で戦い勝つために、「今からすべきこと」や「社会人になってすべきこと」などについてお話をしていただいた。

講演の要約

 昨今、世界を舞台に働くことが当たり前になる中で、世界中のライバル達と戦うための力がよりいっそう求められている。そのために「グローバルで活躍できるために今からすべきこと」をテーマに講演をして頂いた。グローバルで活躍するためには、英語力はもちろん、聞く力、自国(日本)の文化や良さをしっかりと理解すること等、様々な要素が重要であるという話をされていた。世界を舞台に様々なフィールドで活躍してきた山元氏の経験から得られたという「The only constant is change」-という言葉にもあったように、世界は常に変化をしており、学生にも1つの物事を違う目線で捉えることの必要性を学ぶ上で、非常に重要な機会となった。

参加者の意識の高ぶり

 今回の参加者はこれまでで最大の参加者数となり、公演会場では、開始時点から活気が感じられた。また、公演終了後には、多くの学生が講演者である山本氏のもとへ質問に行く姿が多く見られ、学生1人1人が自ら学ぼうという姿勢を感じることができた。

懇親会

 今回の懇親会には、1回生から4回生、さらには社会人の方など、多くの方に参加して頂き、山元氏には3時間にも及ぶ大質問会に0時過ぎまで参加して頂き、学生各々が感じていることについてお答え頂いた。これまでの4回に及懇親会では、講演の内容をさらに深めることができる場として活用されており、第5回においても、多くの学生に参加して頂きたい。

筆者の感想

​ 今回は第4回目ということで、集客自体は過去最多の参加者数を記録した。ただし、講演のみの参加で、途中退席する方も多く、その点については今後改善が必要だと感じた。多くの方に参加して頂くことは重要なことではあるが、講演会全体への参加して頂くことで、より多くの学びや気づきを得て貰えるはずである。

                                       執筆 徳島弘人

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